2022-01-01から1年間の記事一覧
平成3年(1991)4月に世間を騒がせた「明治大学替玉受験合格事件」。 その主役となったのが、タレント・なべおさみの長男で、「たけし軍団」の一員として知られる、なべやかんだった。 大学側が行った受験票と学生証写真の突き合わせにより、二部商学部に合…
北大路欣也の父で、「旗本退屈男」などで知られる、昭和を代表する天下御免の大スター、市川右太衛門(享年92)が、老衰のため千葉県館山にある老人保健施設「赤門なのはな館」で亡くなったのは、平成11年(1999)9月16日のことだ。 2日後の18日、記者会見を…
当時「マスコミ嫌い」を公言していた田原俊彦が、所属レコード会社の指示で「長女誕生の記者会見」を開いたのは、平成6年(1994)2月17日。 誕生から3日後のことだった。 そんな憤りもあったのだろう。 開口一番、 「今日はお忙しい中、マスコミ嫌いの田原俊…
一昔前、サラリーマン風の男性が小指を立て「私はコレで会社を辞めました」というテレビCMが話題になったことがある。 それを地で行くことになったのが、人気アナウンサー・小島一慶の、外国人女性との「ホテル密会現場」発覚に端を発する騒動だ。 小島は昭…
昭和・平成の芸能界には、世間をあっと言わせた怪事件や珍事件が数々あった。 その代表格と言えるのが、当時、郷ひろみのモノマネなどで一世を風靡していた、若人あきら(現・我修院達也)の行方不明事件だろう。 平成3年(1991)3月3日。 家族や知人6人と…
瓢箪から駒、というたとえがあるが、名が売れている芸能人の場合、記者会見を開いたことで隠し事がバレてしまう、というケースは少なくない。 そのひとつが昭和60年(1985)4月23日、女優・早乙女愛と青年実業家A氏が開いた「婚約発表」記者会見だろう。 早…
昭和63年(1988)6月1日、東京・虎ノ門のホテルオークラで行われた挙式・披露宴の後、夫になった春風亭小朝とともにひな壇に並んだ泰葉は満面の笑みで、次のように語った。 「女遊びとか…父を見ていましたから、覚悟はしています。それも打ち明けられる、隠…
昭和63年(1988)1月28日午後。 私は成田空港の南ウイング16番ゲートの正面にいた。 私を含め、そこに集まった報道陣の数は100人以上。 午後4時5分、「未婚の母」となった萬田久子が黒いコートに身を包み、肩まで伸びた髪をなびかせて、7カ月ぶりに姿を見せ…
「『耳にタコ』をもじって『ミニにタコができる』っていう(ギャグ映像を)撮りたいなと思って…」 平成12年(2000)9月24日、東急東横線の都立大学駅構内で女性の肌着を盗み撮りしたことが発覚し、10日後に会見を開いた田代の口から飛び出したのが、今も伝説…
可愛さ余って憎さ百倍。 いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。 沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。 ところが平成…
「(離婚を決意した原因は)価値観の違いです。彼が私にさせたい仕事と、私がやりたいものが違って、そんな会話が家庭にも入り込んできていて…。(夫は)興奮するタイプですからね。私、大声で怒鳴られるの、嫌いなんです。だから、私の心に離婚という気持ち…
まさに開いた口が塞がらない…。 そんな前代未聞の騒動が勃発したのは、横山ノックが2期目を狙う大阪府知事選の投票日を2日後に控えた、平成6年(1994)4月9日である。 なんと、横山が前日の8日夕方、河内長野市内を遊説中、選挙カーを伴走するワゴン車の後部…
「オヤジの死に顔を見て、悲しいという思いはなかったです。この数年の中でなぜか、いちばん凛とした顔に見えました。威厳があって、不思議で感慨深かった。涙は出ませんでした」 平成25年(2013)4月14日、急性呼吸不全で亡くなった三國連太郎。 息子の佐藤…
作曲家の小林亜星氏と服部克久氏。 平成10年(1998)、音楽界の大御所の間で「仁義なき戦い」が勃発した。 同年7月30日、都内のホテルで記者会見を開いた小林氏は、5年前に服部氏が作ったテレビ番組の挿入歌「記念樹」が、67年に自身がCMソングとして書いた…
「結婚するのでゴザイマスヨ!」 マルシアと大鶴義丹が入籍したのは、平成6年(1994)12月26日。 大鶴は唐十郎と李麗仙の長男。マルシアはサンパウロ出身の、日系ブラジル女性だ。 2人は翌年1月9日、バンコクでの10日間の新婚旅行から帰国後、成田空港で記者…
私は特別「鉄道オタク」というわけではない。 だが、かつてCSで放送されていた兄弟漫才コンビ「中川家」の礼二がナビゲーターを務める「中川家礼二の鉄学の時間」(MONDO TV)という番組にドハマリし、番組で紹介された千葉県のローカル線「いすみ鉄道」にわ…
90年代初頭、バブル崩壊後の地価下落で不良資産が増大。 住宅金融専門会社(通称・住専)が回収不能となった約6兆5000億円を巡り、日本列島が揺れに揺れたのが、住専騒動だった。 そんな騒動とはレベルは異なるものの、借金返済のために家と車を売り払い、さ…
自称「10万31歳」(当時)の悪魔として、人気を博していたロックバンド「聖飢魔II」のボーカル、デーモン小暮。 そんな小暮が連日ワイドショーで「悪魔の所業」などと報じられたのが、人間界での2人の女性を巡るスキャンダルだった。 コトの起こりは、平成5…
水谷豊主演で平成12年(2000)にスタート後、今年10月でシーズン21を迎え、現在もなお安定した視聴率をキープする刑事ドラマが「相棒」(テレビ朝日系)である。 その水谷がキャンディーズの「ランちゃん」こと伊藤蘭と結婚したのは、昭和64年(1989)1月だ…
平成の時代、世間に大きな衝撃を与えたのが、多くの有名女優たちによるヘアヌード写真集だった。 樋口可南子を筆頭に、小柳ルミ子、大竹しのぶ、島田陽子、石田えりらの大物女優などが大ブームを巻き起こしたものだ。 そんななか、平成5年(1993)年10月、「…
「まだ信じられない気持ちです。今、とてもきれいな顔をして眠っています。何度も起こそうとしましたが、彼は眠ったままで…」 平成20年(1998)5月2日、衝撃の自死を遂げたX JAPANのメンバー、hideこと松本秀人(享年33)。 6日に東京・築地本願寺で執り行わ…
平成2年(1990)に発売されたニッカウヰスキーの「オールモルト」。 そのCMの「女房酔わせてどうするつもり?」というドキッとさせるセリフで、同商品を異例の大ヒットに導いたのが、女優・中野良子だった。 70年代には映画「八つ墓村」(松竹)や「野生の証…
昨年、還暦にして映画「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」でハリウッドアクション・デビューを飾った石田えり。 やはり、生まれ故郷である火の国・熊本の血がそうさせるのだろうか。 石田というと忘れられないのが、ミュージシャン・芳野藤丸との「命がけ夫…
昭和49年(1974)にデビューし、「HERO」「安奈」などのヒット曲で知られる甲斐バンドが解散したのは、同61年(1986)だった。 その後たびたび「再結成ライブ」を行ってきたが、平成20年(2008)、ついにバンド活動に終止符を打つべく、「解散ライブ」と銘打…
昭和50年(1975)に主演した「五月みどりのかまきり夫人の告白」(東映)以降、東映と日活で4本の作品に主演。若々しい肉体と大胆な演技で、五月みどりは世の男性を楽しませた。 同58年(1983)には中森明菜の「少女A」にインスパイアされたという「熟女B」…
剣豪俳優として知られた故・近衛十四郎の長男で、数々の豪快伝説を残した「昭和のスター」松方弘樹が、仁科明子と3年間の不貞交際の末、昭和54年(1979)に結婚した。 当時、松方には15年間連れ添った夫人と、その間に生まれた子供が3人いた。 そのため、仁…
お客様は神様です! 昭和の時代、そんなフレーズで「国民的歌手」と言われた三波春夫。 スキャンダルとは無縁に思えた三波が、日本歌手協会から除名処分を受ける、という衝撃的なニュースが伝えられたのが、昭和63年(1988)11月18日だった。 コトの起こりは…
平成26年(2014)11月、肺炎のため62歳で急死──。 伝説のロックバンド「キャロル」元メンバーのジョニー大倉である。 そんな大倉の音楽葬「JOHNNY FOREVER」が、翌27年4月13日に神奈川県の「川崎クラブチッタ」で開催されることに。前日の12日、発起人を代表…
「地下のオーディオルームには、手ぬぐいとか扇子なども置いているんですが、それを入れていた中にご祝儀袋を入れていたのを忘れていたので、改めて申告したんです。父の代からお金に関しては細かいことはやっておらず、いくらもらっていくら使うかなどは大…
「青天の霹靂」とは、まさにこういう時のために使うたとえなのだろう。 おそらく世間にそう思わせたのが、女優・吉川十和子とファッションデザイナー・君島一郎氏の御曹司・明氏との、婚約に始まるドタバタ劇だったのではないだろうか。 吉川は元JALのキャン…