2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「今日をもちまして、32年間お世話になりました芸能界を引退します」 2013年4月25日、都内で会見を開き、こう語って政治家への転身を表明した嶋大輔。 嶋はロックバンド「横浜銀蝿」の弟分として、81年にデビュー。翌年「男の勲章」が70万枚の大ヒットを記録…
「これは私の勝手な役作りなんですけど…今回は10キロほど痩せようかなと思っています。今もう、4キロ痩せました。ただ、1日1食はちゃんとおいしいものを食べようと思ってます」 この発言の主は「浅見光彦シリーズ」で初代・浅見を演じ、人気を博した榎木孝明…
市川猿之助の自死未遂、その父・段四郎さんと母・延子さんの死を巡り、連日さまざまな報道が繰り広げられる中、今から遡ること20年前に起こった、ある自死事件を思い出した。 それが2003年3月、自宅の寝室で命を絶った実力派俳優、古尾谷雅人のそれである。 …
「幸せな演歌歌手でした。今ここで何があっても、人生に何の悔いもありません」 この年の大晦日に、14年連続となる紅白への出演が決定していた歌手の坂本冬美が突然、休養宣言したのは、01年12月19日である。 彼女は翌02年3月29日のコンサートで冒頭の言葉を…
これぞまさに昭和の香り漂うエンターテインメント! 往年の芸能記者の多くがそう思ったに違いないのが、2018年12月15日、都内のホテルで朝のワイドショー開始時間に合わせて始まった、松居一代の離婚発表会見である。 松居は2001年に船越英一郎と再婚。 しか…
「デイリー新潮」が香川照之の性加害スキャンダルを報じたのは、22年8月24日だった。 記事によれば、香川は19年、銀座のクラブに勤務するホステスの胸を触るなどして、被害女性がPTSD(心的外傷性ストレス障害)を発症。 結果、クラブ責任者に対し、ホステス…
2008年9月30日、筆者はフジテレビ開局50周年記念ドラマ「風のガーデン」の制作発表会場にいた。 同作は「北の国から」「優しい時間」に続く、脚本家・倉本聰氏による富良野3部作の最終章。 物語は中井貴一扮する末期ガンの麻酔科医と、そんな彼を取り巻く人…
記者会見場のドアを半開きにして、ぬっと顔を半分出すと、報道陣から驚きの声が。 だが、そんなざわめきを横目に、何事もないように席に着くと、会見場が笑いに包まれた。 市原悦子演じる、サスペンスドラマシリーズ「家政婦は見た!」(テレビ朝日系)が、2…
先ごろ、またしても韓国で旧統一教会の合同結婚式があり、朝からワイドショーで大きく取り上げられていた。 実はかつて、芸能界でも「合同結婚披露宴」なるものを開いたカップルがいた。 むろんこちらは、勝手に決められたマッチングなどというものではなく…
先日「和泉元彌との結婚から20年 二十歳の長女に言い聞かせる『悔いを残さぬように』」(CHANTO WEB・5月7日配信)と題する和泉元彌の妻、羽野晶紀のインタビュー記事を目にした。 記事の中で、彼女は20年の歳月を振り返り、 〈なんだかあっという間でしたね…
「花の82年組」の同期で、プライベートでも30年来の親しい仲といわれる松本伊代と早見優が、日を置いて謝罪記者会見に臨んだのは、17年2月だった。 発端となったのは、松本が同年1月14日のブログにアップした1枚の写真。 そこには京都・嵯峨野の踏切内に立ち…
石原真理子との事実婚を含め、バツ3の経歴を持つ玉置浩二にとって、5回目の結婚相手となったのが、現在の妻である青田典子だ。 2人は10年7月に入籍。 ただ、玉置の女性遍歴を考えると「死ぬまで一緒です!」と言われても、やはり当初はどうしても「思い付き…
豊かすぎるバストのアイドルとして男性誌のグラビアを賑わせ、ドラマやCMでも活躍していた細川ふみえ。 そんな彼女が不動産会社経営者との「重婚騒動」を機に、芸能マスコミの前から忽然と姿を消した。2007年のことだった。 細川は婚約中だったアメリカ人大…
かつて岩下志麻の夫である篠田正弘監督が「私は『女優・岩下志麻』を奥さんにもらったのだから、君は家事・育児を一切やらなくていい。家庭は休息の場でなくてはいけない。たくさん休息して、現場には元気で行ってほしい」と、岩下を台所に立たせなかった話…
「『サンジャポ』を乗っ取られ、『5時に夢中!』を乗っ取られ、最年長グラドルの座も奪われたわ。早く死んでほしい」 90年代に「ハイレグの女王」として世の男を虜にした岡本夏生。 毎度おなじみのリップサービスなのか、はたまた、ついポロッと出た本音なの…
10代でアイドルとしてデビューするも、グラマラスなボディーで世の男性たちをトリコに。その人気を決定的づけたのは、89年に出版した写真集での「貝殻ビキニ」だ。 元祖グラドルとして一世を風靡した、武田久美子のことである。 武田は29歳の時、カリフォル…
子役から芸能活動をしていると、母親が子供について回ることから、いわゆるステージママになるケースが少なくない。 確かに宮沢りえ母娘や安達祐実母娘しかり、美空ひばりの母・喜美枝さんなどは「一卵性親子」と言われた、昭和を代表するステージママとして…
「残念ですが、今日の昼11時44分、ついに亡くなってしまいました…」 2012年7月に脳幹出血で倒れ、意識不明となっていた歌手・桑名正博。 大阪市内の病院で亡くなったのは、3カ月が経過した10月26日のことだった。 遺体が安置された大阪市阿倍野区の斎場で、…
「瓢箪から駒」ということわざがある。 腹痛で119番すると、病院の医師から妊娠を告げられ、急遽入籍、そして記者会見という運びとなったといわれるのが、江口洋介と森高千里のカップルである。 2人は95年にラジオ番組で知り合い、その年の8月に阪神淡路大震…
一昨年3月、新型コロナウィルス感染による肺炎で、70歳という若さでこの世を去った志村けん。 そんな志村が所属していたザ・ドリフターズのリーダーで、志村にとって笑いの師匠だったのが、04年3月に頸部リンパ節ガンで亡くなった、いかりや長介だ。 志村は1…
〈1990年12月に結婚しました当初から、すれ違いの生活を覚悟しておりましたが、それでもお互いに努力し続けてまいりました。今、2人とも芸能生活30周年の節目に当たり、今後の人生について改めて自分自身を見つめ直してみました。そして、益々それぞれの芸の…
夫婦の形は、それぞれ違うものだ。 したがって、仮にどちらかの不貞が発覚した場合でも、すぐに離婚に踏み切る夫婦もいれば、そこはグッと耐えて、結婚生活を続ける夫婦もいるだろう。 そして理由となるのが「子供のために」という思いである。 しかし、記者…
今や数多くの冠番組を持ち、太田プロきっての稼ぎ頭ではないかと思われる有吉弘行。 その有吉が「猿岩石」としてデビュー後、わずか5カ月足らずで放り込まれたのが「進め!電波少年」(日本テレビ系)での、ユーラシア大陸をヒッチハイクで横断旅行するとい…
FAXが一般的に普及した90年代、当時は編集部に置かれた1台のFAXには、それこそ芸能プロや映画制作会社、テレビ局からひっきりなしに制作発表等の「お知らせ」が入ったのものだが、中には時々芸能人の結婚や離婚報告が、そっと紛れており驚かされたものである…
11年7月27日、及川光博からの「僕の帰る場所になってほしい」というプロポーズの言葉が決め手となって、電撃入籍したといわれる、檀れい。 2人は09年、ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)で共演。 なんでも及川の母親が大の宝塚ファンで、彼自身も母親の影響で…
もし自分が病魔に襲われ、日に日に弱くなっていったとしたら…。 その姿を人前では見せたくない、そう思うのが常なのではないだろうか。 しかし、最後の最後まで役者として、その生きざまを公の場で、自らの意思で見せ続けた男がいた。 それが11年7月19日に肺…