記者バカ一代 マル秘取材メモで振り返る、昭和&平成「記者会見」裏面史

号泣!大爆笑!居直り!記者会見に見る、昭和・平成史

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

勝新太郎 下咽頭ガンで「息もできない末期症状」で演じ続けた”最後の大芝居”

昭和、平成の時代には、記者会見を単なる発表の場としてだけでなく、自らが脚本・演出・主演するエンターテインメントの舞台として利用する名優も少なくなかった。 その代表といえるのが、97年6月21日に65歳の若さで亡くなった、勝新太郎だったのではないだ…

草なぎ剛 「深夜のスッポンポン逮捕」事件で起きた国会議員との「場外乱闘」

3月に最終回を迎えた草なぎ剛主演の人気ドラマ「罠の戦争」は「なるほど、そうきたか!」というどんでん返しに、スカッとした視聴者も多いはずだ。 だが、筆者がこのドラマを見るにつけ、時折出てくる草なぎの飲酒シーンで思い出したのは、あの事件のことだ…

石原真理子 交わった13人の男の「実名暴露の責任」を追及された「答え」は…

80年代の大ヒットドラマ「ふぞろいの林檎たち」(TBS系)に出演。清純派女優として一世を風靡したのが、石原真理子だ。 ところがその後は不貞スキャンダルに宗教活動、そしてヘア写真集出版と、なにかとお騒がせな女優、というイメージが定着してしまった。 …

後藤久美子 「婚前出産」宣言も飛び出した「フランス式交際」の赤面現場

むろんテーマにもよるが、昭和や平成の時代には、ことあるごとに記者会見を開く「会見好き」芸能人がいた。 しかし半面、会見は一切拒否で、所属事務所から「ま、一回やれば終わるんだから」と促され、ようやく開いた囲み取材ですらほとんど口を開かない、と…

ココリコ遠藤 「アホな生き方」を体現した「ゲスの極み」騒動

ココリコの遠藤章造が、幼少期から現在までを振り返り、生まれながらのアホだったと綴るエッセイ本「吾輩はアホである」(ヨシモトブックス)を4月下旬に発売する。 出版に際し、遠藤は「あまり過去を振り返らないタイプの僕が、こうした回顧録のようなもの…

峰竜太 愛人と密会したら「顔も体も無抵抗で殴られ続けた」トホホ著書の中身とは…

長野県への多額の寄付を称えられ、紺綬褒章を受章したタレントの峰竜太。 3月13日には長野県庁で伝達式が行われ、妻の海老名美どりさんとともに出席。緊張した面持ちで「今後も全世界に長野をPRしていきたい」と語る彼の表情を見て、ふとあの記者会見が脳裏…

オダギリジョー 和田アキ子をも飲み込んだ?「香椎由宇」との、急転直下結婚報告

昨今ではすっかりお馴染みになった、年末の「駆け込み婚」だが、まだ珍しかった2000年代前半、しかも当日午後2時にマスコミ各社へファックスで結婚を報告。 午後7時から都内のホテルで入籍発表する、という慌ただしいスケジュールで行われたのが、平成19年(…

宮本信子 「日本一の女優」を、暗い穴から引き上げた「伊丹十三の遺書」染み入る言葉

もし、最愛の人が自分ひとりを残して突然、向こうの世界に旅立ってしまったら…。悲しみがそうたやすく癒えることはないだろう。 しかし、悲しみに暮れるだけでなく、あえて公の場で自分自身の心情を告白することで、一歩を踏み出すためにもがいてみる。 そん…

今井雅之 元自衛隊俳優の「いっそのこと安楽死させてほしい」壮絶ガン闘病告白

昨今のようにSNSで発信することが一般的でなかった昭和・平成の時代は、逸見政孝をはじめ、梅宮辰夫、野口五郎など、記者会見で自らのガンを告白した芸能人は少なくなかった。 中でも最も悲壮感に満ちた、忘れられない会見が、今井雅之のそれだったように思…

小柳ルミ子 被害総額1億円!帰国後の彼女を愕然とさせた盗難事件の衝撃波!

このところ「闇バイト」応募者らによる強盗事件が頻繁に報道される。本当に物騒な世の中になったものだが、むろん昭和、平成の時代にも、資産家宅を狙った強盗や窃盗事件は少なくなかった。 とりわけ強く思い出すのは、2000年7月に発生した、小柳ルミ子が暮…