2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
83歳の現在も、当時の気骨さは健在だった。 先日、以前から気になっていた俳優・中村敦夫が福島原発で働く元原発技師の老人を演じる朗読劇「線量計が鳴る」のDVDを購入した。 この作品は老人が人生を振り返りながら、事故時の写真を交え、原発の危険性を訴え…
憲法で信教の自由が保障されているわが国では老若男女、誰がどのような宗教を信仰しようと、むろん自由である。 ただ、人気商売である芸能人の場合、それをことさら表に出すことはない。 特にイメージを重視するCMに出演している場合は、なおのことだ。 とこ…
健康不安説が報じられていた神田正輝が、休んでいた番組に復帰したことで、安堵したファンは多かっただろう。 そんな神田とかつて映画「エバラ家の人々」(1991年公開)で夫婦役を演じたのが、NHK朝のテレビ小説「雲のじゅうたん」のヒロインとして一躍、人…
「最近は体調を崩していると聞き、心配していました。縁あって出逢い、今日までの泣き笑い、たくさんの思い出を置いたまま旅だってしまった。こんな別れになるなんて…。おまえのことは、いつまでも忘れはしないよ。ありがとう…感謝」 呼吸不全のため、今年1…
令和の今、いったいどの夫婦を「芸能界きっての大物カップル」と呼んでいいのかはわからないが、仮にその夫婦が離婚した際、元カレ、あるいは元カノのもとに芸能記者が大挙して取材に行くなどということは、まずありえないだろう。 しかし昭和、平成時代には…
これはあくまで筆者の私見だが、元来、俳優やミュージシャンなどの職業を志す者は自己顕示が強く、わがままだ。 だからこそ凡人にはない才能を開花させ、それが人々に感銘を与える。 以前はある意味、作品が優れてさえいれば「ま、私生活は、いいんじゃない…
年が明けてようやく世の中が動き出し始めた1月9日、所属事務所から発表された八代亜紀さんの訃報に、日本中が悲しみに包まれた。 「雨の慕情」や「舟唄」で知られる「演歌の女王」八代さんが膠原病発症を発表したのは、昨年9月。 入院後、病状は安定していた…
年が明けた週末、地元にあるスーパー銭湯に出かけた。 正月気分も終わり、いよいよ会社や学校が始まるとあって、いつになく人影はまばらだったが、大広間ではいつものように「銭湯アイドルグループ」によるステージが行われていた。 そんな銭湯アイドルグル…
〈この度、私たち夫婦は、パートナーシップの形を変え、夫婦としてはそれぞれの道を歩んで行くこととしました。この先も家族が最優先である事に変わりはなく、親として、親友として、更なる愛情をもって、新たな形のパートナーシップを築いていきます〉 昨年…
昨年末に「文春オンライン」が報じた、ダウンタウン・松本人志の「性加害疑惑」をめぐり、テレビ局やCMスポンサーである大手企業は、年頭からその対応に大わらわのようだ。 「全くの事実無根で名誉棄損」という吉本興業側に対し、「記事には絶対の自信がある…
昨年末の「NHK紅白歌合戦」で特別企画として16年ぶりに出場し、往年の大ヒット曲「ルビーの指環」を歌唱した寺尾聰。 コーナー司会を務めた黒柳徹子と音楽番組「ザ・ベストテン」(TBS系)時代を振り返り、渋く歌い上げるその姿は、中高年のハートをグッとつ…
仕事柄、危機管理の専門家を取材することがあるが、彼らが口を揃えて言うのは、不祥事や事件を起こした際の初期対応いかんで、状況はいかようにも変化するということだ。 近年は著名人が問題発言などに及んだ場合、まずはウェブサイトで謝罪、その後にメディ…
〈息を引き取るまで川島なお美は、やっぱり川島なお美のままでした〉 これは川島なお美の夫であるパティシエ・鎧塚俊彦氏が、妻の最期をFacebookに綴った文章だ。 彼女が胆管ガンのため、54歳という若さでこの世を去ったのは、2015年9月24日。 鎧塚氏の言葉…
結婚秒読みとみられていた深田恭子が、個人資産100億円ともいわれる実業家の杉本宏之氏と破局したと、「スポーツニッポン」などが報じたのは2023年12月6日のことだった。 記事によれば、彼女にベタぼれだった杉本氏を尻目に、深田が今秋、主演ドラマ「18/40…