2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小錦 「横綱になれないのは人種差別のせい」米紙で相撲協会にケンカ売った、その心の内とは

横綱昇進の最終決定権を持つ横綱審議委員会(横審)は、その条件を「大関で2場所連続優勝か、準ずる成績」と内規で記している。 だが、その内規を満たしてなお、横綱昇進を許されなかった力士がいた。 1991年の九州場所では13勝2敗で、2年ぶり2回目の幕内優…

宮川紗江 18歳の女子体操女子五輪代表選手が「体操協会の女帝」を名指し告発

「まだ18年しか生きていませんが、人生の中でいちばん勇気を出しています」 2019年8月29日、記者会見を開いたリオデジャネイロ五輪女子体操代表、宮川紗江は声を振り絞りながらも、凛とした表情でこう語った。 それはまさに、女子体操界におけるパンドラの…

井上ひさし・西舘好子 会見で見た隠しきれないアザと絆創膏…「不倫離婚劇」の傷あと

記者会見の最前列で筆者が目にしたのは、サングラスでも隠し切れないほどの、左目下の大きなアザと、右腕に貼られた痛々しいバンドエイドだった。 1972年に小説「手鎖心中」で直木賞を受賞、小説以外にも「こまつ座」の座付き劇作家として数々の名作を世に送…

山田洋次監督 寅さん新作「自分のアイデアを盗まれた!」横尾忠則氏が怒りの告発

日本を代表する映画人・山田洋次監督が、寅さんシリーズの50作目にあたる新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」公開に先立ち、東京・丸の内にある日本外国特派員協会で記者会見に臨んだのは、2019年10月3日だった。 外国人記者からの質問に答えた山田監督は、…

スノーボード國母和宏 「チッ、うっせ~な!」のふんぞり返り暴言三昧に猛烈抗議が殺到

その大問題発言により、全日本スキー連盟(SAJ)が、オリンピック競技への本人参加辞退を示唆。 母校の東海大学監督が急遽バンクーバーへ謝罪に出向く騒動に発展したのが、五輪スノーボード・ハーフパイプ日本代表、國母和宏をめぐる一連の騒動だった。 コト…

松野明美 「私を五輪に出せば確実にメダルを取れます」意を決した直訴会見の結末

「オリンピックに出たらメダルは取れると思っていますので、どうか選んで下さい!」 バルセロナ五輪、女性マラソンの出場選手選考会を3日後に控えた1992年3月26日、異例とも思える記者会見を開き、こうアピ―ルしたのが松野明美だった。 当時、五輪選考レー…

武井壮 選手をかばった言い訳が火に油!「公費投入」フェンシング沖縄合宿で観光レジャー三昧

2021年に開催された東京五輪で、男子エペ団体が金メダルを獲得する大健闘を見せた日本フェンシング陣。 年末の流行語大賞候補には「エペジーン」がノミネートされるなど、マイナー競技として捉えられていたフェンシングが、にわかに脚光を浴びることになった…

金原昇テコンドー協会会長 「男・山根」もビックリ!「殺し屋を差し向けられ、腹と腕を撃たれた」

ボクシングの「男・山根」騒動がようやく収まったと思ったら、今度は体操トップの「塚原ファミリー」事件が勃発。 そんな最中にパンチパーマに鋭い眼光、スポーツの爽やかなイメージとは真逆のキャラクターで登場し、話題をさらったのが、全日本テコンドー協…

女子ゴルフ・笠りつ子 「頭固いね。死ね」岡本綾子を激怒させた、あの「バスタオル事件」

渋野日向子の海外メジャー優勝で盛り上がった、2019年の女子プロゴルフ界。 そんな祝福ムードに冷や水を浴びせるような「暴言事件」が勃発したのは、この年の10月である。 コトの起こりは「マスターズGCレディース」大会初日の10月24日。 ストレッチのため、…

セイントフォー 4人を解散に追い込んだ所属事務所と橋幸夫「3億8800万円」全面戦争

メンバーそれぞれのカラーが決まっていて、バク転等のアクロバティックな動きが特徴的な女性ダンス・パフォーマンス&ボーカルユニットといえば、「ももいろクローバーZ」をイメージする人は多いだろう。 その元祖と言えるのが、1986年9月に「40億円デビュ…

DJ OZMA 「紅白パフォーマンス事件」でNHKに干され…突如、急転直下の引退宣言の真相

自称2000年に韓国で、2004年には台湾でデビュー。 2006年、満を持して「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」で日本デビューを飾り、なんと同年末のNHK紅白に初出場したDJ OZMA。 ところが、何も着用していないかのように見えるボディースーツの女性ダンサーらによる「脱…

篠山紀信 信頼関係を揺るがす行為に激怒!「山口百恵の〝トップ〟が写った写真」流出事件

日本を代表する写真家の篠山紀信氏が今年1月、老衰のため83歳でその生涯を閉じた。 女性を被写体にした多数の写真を撮影し、樋口可南子や宮沢りえの衝撃的な写真集でブームを巻き起こしたことは、今さら説明するまでもないだろう。 写真家が写真を撮る上で…

林家木久扇 「ラーメン商標権」訴訟で司法が認めた「芸名の価値」

今年3月いっぱいで、55年間にわたって出演してきた長寿番組「笑点」(日本テレビ系)を卒業したのは、落語家の林家木久扇である。 卒業を目前にした3月13日、都内で「『ありがとう!林家木久扇ラーメン』メディア向け完成お披露目ご試食会」を開催。 試食…

千葉すず 水泳連盟会長にケンカを仕掛けた「記録突破でも五輪落ち」裁判

2000年4月、シドニー五輪選手代表選考会に出場した千葉すずは、200メートル自由形で優勝。 タイムも国際水泳連盟が定めた五輪参加A標準記録を突破していた。 ところが大会後に発表された日本代表メンバー、男女合わせて計21人の中に、彼女の名前はなかった…

高砂親方 無断帰国の朝青龍とモンゴル温泉治療で「肌がつるつるになった」発言の波紋

昨年11月2日、小腸ガンのため67歳で死去した高砂親方(元大関・朝潮、本名:長岡末弘)。 近大時代にアマ、学生横綱2冠を達成して高砂部屋に入門すると、立ち合いの激しい「ぶちかまし」ですぐに人気者に。 幕内優勝も果たし、大関に昇進した。 引退後の1990…

河村たかし名古屋市長 いきなりガブリで「恋愛禁止かね」「ええ旦那もらって」のトホホ「禁メダル」事件顛末

日本語では、敬意を表すため訪問することを「表敬訪問」と呼ぶ。 だが、オリンピックのメダリストたちが地元を訪れ、お偉いさんに挨拶する際、これを「表敬訪問」と呼ぶか否かには賛否の声がある。 なぜならこの場合、あくまでも主役は選手だからである。 さ…

森田健作元知事 「台風直撃で私的に別荘視察」批判で「火に油の仰天抗弁」

2019年9月9日未明、千葉県に台風15号が直撃。 県内では60万戸が停電し、断水は12万戸以上、さらに80人超の重軽傷者が出るなど、甚大な被害を記録することになった。 通常、地方自治体では大型台風襲来前には「災害対策本部」が設置されるものだが、千葉県…

五輪スノーボード・今井メロ 出版記念会見で飛び出した「3日間、性サービス店で働きました」

五輪出場で脚光を浴びた18歳の少女に、そんな壮絶な過去があったとは…。 大きな期待を背負って出場した、2006年のトリノ五輪。 しかし、結果はまさかの予選敗退。心ないバッシングに晒されることになってしまったのが、元スノーボード、ハーフパイプ女子の日…