記者バカ一代 マル秘取材メモで振り返る、昭和&平成「記者会見」裏面史

号泣!大爆笑!居直り!記者会見に見る、昭和・平成史

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

マリアン 「てめえ謝れ!」雑誌を投げつけて激怒した「息子売ります」報道殴り込み事件

マリアン3億5千万円で「息子売ります」──。 1999年5月に「女性セブン」が報じたのは、なんとも衝撃的なものだった。 マリアンが前年に離婚した元夫とその両親に対し、6歳になる長男と引き換えに3億5000万円を要求した、というものだ。 しかも情報の出所は彼…

藤田まこと 「30億円を返済したら次は3億円」借金でも家族に尽くした「ムコ殿」人生

私事で恐縮だが、筆者はテレビ朝日が以前放送していた「必殺」シリーズのコアなファンである。 なのでBSでの再放送の際は、チェックが必須となる。 「必殺」で欠かせないのは、言わずと知れた「中村主水」だ。 表の顔は「昼行燈」の町役人。しかして、裏の顔…

福山雅治 「最後の大物」の電撃婚に便乗したつもりが…菅義偉が集中砲火を浴びた「失言」騒動

口は禍の元とはよく言ったものだが、ついつい世間で盛り上がる話題に乗って気の利いたことを言おうとしてしくじり、すっかり株を下げてしまったのが、2015年当時、官房長官の職責にあった菅義偉元総理ではなかろうか。 コトの起こりは同年9月28日、福山雅治…

千葉真一 「永遠に芸能界から抹殺してやる」記者会見で衝撃告白した「脅迫」騒動の行方

2021年8月に亡くなった千葉真一と筆者がしばしの時間、歓談したのは、その年の2月だった。 ある作家のパーティ─が銀座で催された際、映画の原作執筆を依頼するため顔を出した千葉と、およそ10年ぶりに対面した。 千葉には週刊誌記者時代に幾度か取材でお世話…

大竹しのぶ 広末涼子よりスゴイ!略奪婚に多重交際…本物の「魔性女優」だった

広末涼子の「W不貞スキャンダル」で、久々に「魔性の女」という活字を目にしたが、芸能界ではスキャンダルをきっかけに結婚・離婚を繰り返す「魔性女優」の存在は、珍しいものではない。かつて取材した重鎮監督をして、 「あの娘はね、好きになると周りが一…

菊池桃子 結婚を巡り「無責任だ。式は延期しろ!」ダメ出しショックで緊急入院の真相

〈人生で予想もしていなかった事が重なり前向きな最善策と考えて、離婚届を提出いたしました。原因等の内容に関しましては、相手がおります事ゆえ、これ以上お話が出来ないことをお許しください。今後の私は、子供の親権を持ちましたことを真摯に受け止めて…

萩本欽一 ビートたけしの「インチキくせえことばっかり」コキ下ろし事件の真相とは…

チベット自治区ラサ市で勃発した、僧侶らによる大規模デモ。 これを鎮圧するため、中国治安当局は武力行使に踏み切り、100名以上の死者が出たことで、世界に「北京五輪NO!」の大合唱が巻き起こった──。 中国政府によるこの2008年3月の暴挙を発端とする抗議…

宅麻伸 賀来千香子との結婚を前に告発した「二股交際」女性の怒り心頭

「彼に喜んでもらえるように、これから花嫁修業をきちんとやります」 1993年1月26日、テレビ朝日六本木放送センターで50人の報道陣を前に、頬を赤らめながら宅麻伸との結婚を報告した賀来千香子。 2人はこの5年前に知り合い、恋人役で共演してから交際が始ま…

加納典明 警視庁に宣戦布告した「過激ヘア写真集」逮捕劇の「耳を疑う結末」

その昔、「エロ本」は、マニアックな店でしか手に入らなかったが、90年代初頭からの、有名女性芸能人によるヘア写真集の台頭により、過激な写真を掲載したムック等は、ごく普通にコンビニでも手に入るようになった。 そんな時代にあって、他誌とは一線を画す…

岩崎宏美 「離婚したら即アルバム2枚リリース」に見えた「計画性」

夫婦別姓が当たり前になった現代とは違い、80年代はまだ結婚後に「姓を変えない」を選択する女性は少数派だったように思う。 しかも芸能人の場合は、いわば登録商標のような意味合いもあり、結婚であえて名字を変える必要がない。 だが、1988年に三菱商事勤…

杉浦太陽 大阪府警の超杜撰な捜査で…アリバイ無視でいきなり逮捕された「ウルトラマン俳優」の怒り心頭

大阪府の情報公開条例に基づく開示文書等により、2022年度に大阪府警が訓戒や注意、懲戒処分にした警察官、職員が合計200人いたことが、今年2月に大きく報じられた。 処分された事案の中には、留置施設で係官が居眠り中に面会者が撮影した動画が漏洩したケー…